蔵人

 

追い求める酒質の為に

こだわりの酒造りは10月から3月にかけて酒造期だけの寒仕込み。その間、酒造りの長である杜氏を中心に蔵人たちが毎朝早朝3時ごろからほぼ手造りで行っております。

酒造りは原材料と酵母やこうじ菌などの様々な生き物が融合して造られます。醸造中は刻一刻と状況が変化し、昼夜を問わず管理する必要があります。

城陽酒造では、機械や数値だけに頼るのではなく、自分たちの目で、手で、頭で考え、醪と向き合い、追い求める酒質の為に細やかな配慮で日々作業を行っています。

蔵人

 

歴史と伝統に育まれた酒造りを継承

全ての醸造を小仕込み(1トン未満)で丁寧に醸造しております。大きく仕込むのではなく、少量ずつ仕込むのは一つ一つ工程は非常に大変な作業になりますが、高品質な酒造りの為しっかりとした醪管理をする事は非常に重要なポイントとなります。

またお酒を搾る上槽の時には、お酒にストレスをかけすぎないようギリギリまで機器を調整し、搾り効率は悪くともやわらかい圧で搾るよう心がけております。そのお酒は濾過をせず瓶火入れ、冷蔵瓶貯蔵など品質管理も徹底する事により、上品で雑味のないクリアな酒質を目指しています。

歴史と伝統に育まれた酒造りを継承しつつ、飽くなき探求心を持ち、現状に満足せず、我々の思い描く酒質の為に、毎年課題を持ち、より良い理想を形にできるよう邁進していきたいと考えております。